Fatalone
ファタローネ
| 造り手: |
Pasquale Petrera パスクアーレ・ペトレーラ |
| 国・地域: |
Gioia del Colle イタリア / プーリア / ジョイア・デル・コッレ |
| 主要な使用品種: |
プリミティーヴォ (Primitivo) グレコ(Greco) |
| ホームページ: | https://www.fatalone.it/en/ |
| ワイナリー詳細: | ダウンロード(PDF) |
| 取扱いワイン詳細: | ダウンロード(PDF) |
ファタローネについて
ファタローネは、プーリア州ジョイア・デル・コッレの家族経営のワイナリー。19世紀末、現当主パスクアーレ・ペトレーラの祖先ニコラがスピノマリーノの丘に畑を拓き、プリミティーヴォを植えたことからその歴史は始まった。1987年、父フィリッポはDOCジョイア・デル・コッレ制定と同時に、当時はブレンドが一般的だったプリミティーヴォを単一で瓶詰めし、この土地の個性を真正面から示した最初期の生産者となる。
現在ワイナリーを率いるパスクアーレは、物理学を学びながら父のもとで発酵とブドウ樹の観察を学んだ。彼のワイン造りは感覚だけに頼らない。セラーの徹底した衛生管理、紫外線による殺菌、熟成中の音響環境まで、「何一つ偶然に委ねない」という思想が細部にまで行き渡る。畑は二つの海から吹き込む風が交差する丘陵地にあり、石灰と赤土、海洋化石を含む岩盤の上に広がり、数世代に渡りオーガニック栽培を続けてきた(認証は2003年に取得)。プリミティーヴォにおいては二番果“ラチェーミ”も重要な存在であり、取り除くことなく二番果を樹上に残しておくことが、アルコール度数15%を超えるようなプリミティーヴォ酒に飲み心地をもたらす”鍵”となる。ブドウを過熟させず、抽出をしすぎず、樽の使用は控えめに。ジョイア・デル・コッレのプリミティーヴォでなくては到達できないバランスのワインを目指す。
プーリアについて
イタリア半島の最南島部、踵の部分に位置する州。平野が53.2%、丘陵45.3%、山岳地1.5%で、イタリアで最も山岳が少ない州でもある。この州を代表する土着品種の一つ、プリミティーヴォはジンファンデルと同一の品種。他にも「発電所のように力強い」と言われるネグロ・アマーロ、ネーロ・ディ・トロイア、ヴェルデーカ、スマニエッロなど、興味深い固有品種が多数育っている。この州は、かつてはヨーロッパ最大のバルクワインの供給地であり「ヨーロッパワインの貯蔵庫」とまで言われた。また、アルコールの弱い北部のワインの補強にもさかんに使われたが、近年は量から質への転換が急ピッチで進んでいる。ワイン生産量の面でも、シチリア、ヴェネトなどと共に常にイタリアのトップ3に入る量を産する。マセレーションを短くしたフレッシュな赤ワインは、特に夏はやや冷やして飲むと、より清涼感が際立つものもある。








