Principiano Ferdinando
プリンチピアーノ・フェルディナンド
| 造り手: |
Principiano Ferdinando プリンチピアーノ・フェルディナンド |
| 国・地域: |
Monforte d’Alba イタリア / ピエモンテ / バローロ / モンフォルテ・ダルバ |
| 主要な使用品種: |
ドルチェット(Dolcetto) ティモラッソ(Timorasso) ネッビオーロ(Nebbiolo) バルベーラ (Barbera) |
| ホームページ: | http://www.ferdinandoprincipiano.it/ |
| ワイナリー詳細: | ダウンロード(PDF) |
| 取扱いワイン詳細: | ダウンロード(PDF) |
プリンチピアーノ・フェルディナンドについて
フェルディナンド・プリンチピアーノは、モンフォルテ・ダルバを拠点とする生産者である。父アメリーコが1950年代に始めた農園を継ぎ、1993年から自社でワイン造りを開始した。若い頃は当時主流だったモダンな醸造にも取り組んだが、技術介入によって産地ごとの差異が見えにくくなることに疑問を抱き、2000年代初頭から栽培・醸造の双方を大きく見直した。その後ワイナリーは成長を続けたものの、2024年には約22haあった畑を約7haまで縮小し、2025VT以降は生産品種をネッビオーロのみに絞るという大きな決断を下した。背景にあるのは、環境や経済だけでなく「人間としての持続可能性」を重視し、自ら畑とワインに向き合える規模へ戻りたいと考えた末の決断だった。現在はラヴェーラ・ディ・モンフォルテやボスカレートなどの畑を中心に、野生酵母による発酵と大樽熟成などは変わらず、同社の持ち味である軽やかさと口の中の存在感の双方を備えたネッビオーロを生産している。
バローロについて
瓶内で熟成を経ると“世界で最も誘惑的な香りのワインとなる”ネッビオーロ品種が、隣り合ったバルバレスコと共に、その最も深い響きを現すDOCG。長らく「ワインの王であり、王のワイン」と言われ、また「イタリアワインの中で、バローロほど重要な存在はない。バローロはフランスにおけるボルドー1級ワイン、ブルゴーニュのグラン・クリュのように、イタリアの赤ワインの偉大さを掲げる旗印である」とさえ語られる。1980/90年代に、いわゆる現代派と呼ばれる造り手が勃興し、極短期間の果皮浸漬とバリック新樽による濃厚かつ早飲み型バローロが興隆した。2010年ごろまでには伝統派回帰が進む一方で、伝統は生産者も現代派の長所を探り入れて果実味を生かす方向に動いた結果、バローロ全体の現代化と品質向上につながった。現在いわゆる典型的現代派は数社を残すのみとなっている。ワインのスタイルは通常、エリア西端のラ・モッラ、バローロ地区は比較的エレガント、東端のセッラルンガ地区が長熟後に最も深遠な偉大さを現すと言われる。2010 年からクリュ(追加地理言及)の表記が正式に開始された。
ピエモンテについて
イタリア北西部、アルプス山脈の南麓で、フランスと国境を接する州。面積はシチリアに続いてイタリア第2位。ワイン生産量は7位だが、その品質、多様性、独創性についてイタリアの首座にあると自負する州。DOCGは16、DOCは42にも達する。その心臓部は、州南部のバローロとバルバレスコ以外にも多くの地域で多彩なワインを生む。その筆頭は北部で繊細なネッビオーロを生むガッティナーラとゲンメの両DOCG。南東部アスティ地方では広く知られるバルベーラ、モスカート・ビアンコのスパークリング以外にも、ドルチェットやグリニョリーノも重要品種。南部のガーヴィ/コルテーゼ・ディ・ガーヴィDOCGの優美な白も、近年は本来の輝きを取り戻している。白では、バローロの北隣、ロエーロ地区のロエーロ・アルネイスも安定した人気を確立した。さらに近年では、アスティ県周辺の高標高地区、アルタ・ランガDOCGでの瓶内二次発酵ワインの生産も活況を呈し始めている。












