Domaine Landron
ドメーヌ・ランドロン
| 造り手: |
エレーヌ・ランドロン Hélène Landron |
| 国・地域: |
La Haie-Fouassière フランス / ロワール / ペイ・ナンテ地区 / ラ・エ=フアスィエール |
| 主要な使用品種: |
フォル・ブランシュ(Folle Branche) ムロン・ド・ブルゴーニュ (Melon de Bourgogne) |
| ホームページ: | https://domaines-landron.fr/ |
| ワイナリー詳細: | ダウンロード(PDF) |
| 取扱いワイン詳細: | ダウンロード(PDF) |
ドメーヌ・ランドロンについて
ドメーヌ・ランドロンはミュスカデの中心地ラ・エ=フアスィエール村に根を下ろす生産者で、2021年以降はエレーヌ・ランドロンが父ジョーの後を継ぎ、夫ニコラとともに運営している。二人は羊の放牧とチーズ造りに長年携わってきた経験を持ち、家畜達を引き連れてワイナリーへと戻ってきた。礎を築いたジョーは1979年の彼の父とドメーヌを立ち上げ、ミュスカデの品質向上とテロワール表現の両立を目指し、1987年の樹勢障害を契機に除草剤を排除。1999年にバイオロジックへ転換し、2002年にEcocert、2011年にBiodyvin認証を取得した。所有40haの大半を占めるのはムロン・ド・ブルゴーニュで、温暖化への備えとしてフォル・ブランシュの植栽も進めている。醸造は伝統的な、ガラスコーティングされた大きなコンクリートタンクによるシュール・リー熟成を軸とする。看板ワイン「アンフィボリット」は7か月の澱との接触を経て海洋性角閃岩由来の鋭いミネラルと塩気が際立ち、フォル・ブランシュ主体の辛口ヴァン・ムスー「アトモスフェール」は杏子とアーモンドの風味に活力ある酸が調和する。
ペイ・ナンテ地区について
ロワール河の河口から約50km上流で、ローマ時代から交通の要衝だったナント市周辺に広がる地域。片麻岩と花崗岩豊富なミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ(約8,200ha)など、ミュスカデ関連の4つのAOCで知られるエリア。ミュスカデとはワインの名前であり、場所やブドウ品種の名前ではない。品種はシャルドネの従兄弟、ムロン・ド・ブルゴーニュ100%が義務づけられるが、通称としてこの品種をミュスカデ種と呼ぶことも、地元ではある。ムロン・ド・ブルゴーニュの名の由来は、樹の葉がメロンに似ているからだと言われる。ミュスカデは伝統的に大半がシュール・リー製法をとり、発酵槽の中で一定の期間澱と共に熟成を経て、風味と肌理を深める。その方法は、シャンパーニュが瓶内二次発酵時の澱とのコンタクトで風味を深めるのと同じ原理である。ワインは緑を帯びた淡い色調、白い花の香りや火打ち石の香りがあふれる極辛口で、わずかな塩味、そして堅固とも思える酸とミネラルは、小エビ、牡蠣、ムール貝などのシーフードとは、卓越した相性となる。
ロワールについて
大西洋岸に注ぐフランス最長の河(1,000km)の両岸に続く産地。「フランスの庭園」と呼ばれ、河沿いにかつての王侯貴族の壮麗な古城が多数点在する景観は、世界遺産にも登録されている。この地方はブドウ栽培の北限に近く、ワインは比較的酸が高い。ワインの名称と、それに含まれるワインの関係はかなり込み入っており、例えばソーミュール、アンジュなどの呼称は赤、白、ロゼのどれにも適応され、同じ呼称の中でブドウの品種も甘さの度合いも様々であることが、消費者を戸惑わせることが多い。ともあれ「このエリアはフランスで最も多様で、かつ軽んじられてきた産地。軽く、爽快で、はっきりとした酸味を持ち、昔から魅力的と言われているエリアなのに、現代のワイン消費者は、重さと強さに取り憑かれているため、ロワールは、正当な評価を受けていない」とジャンシス・ロビンソンは喝破する。ロワール河河口から上流に向かって、ペイ・ナンテ地区、アンジュー・ソーミュール地区、トゥーレーヌ地区、ロワール上流地区の、大きく4つのエリアに区分される。







