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Elias Muster
エリアス・ムスター

造り手: Elias Muster
エリアス・ムスター
国・地域: Leutschach
オーストリア / シュタイヤーマルク / ズュートシュタイヤーマルク / ロイトシャッハ
主要な使用品種: ソーヴィニョン・ブラン(Sauvignon Blanc)
ゲルバー・ムスカテラー(Gelber Muskateller)
ホームページ: https://www.instagram.com/elias.muster/
ワイナリー詳細: ダウンロード(PDF)
取扱いワイン詳細: ダウンロード(PDF)
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エリアス・ムスターについて

ズュートシュタイヤーマルクでバイオダイナミックを実践する両親のもとで育ったエリアス・ムスターにとって、ブドウ畑とワインセラーは幼い頃から身近な存在であった。2019年、ゲルバー・ムスカテラーの畑の一部を両親が譲ってくれ、その年の終わりには300Lの樽を満たすだけのブドウを収穫する。当時はブドウ栽培学校に通いながらで、そのプログラムの一環でブルゲンラントやフランスのワイナリーで研修を重ね、知見を広げていった。2021年にはさらに畑を引き継ぎ、現在は約1haを管理。2022年にはセラーを整備し、古樽で時間をかけて熟成させることで、畑に宿るエネルギーを損なうことなくワインへと導こうとしている。オーポク土壌の畑とその周囲の景観がもつ美しさを、そのまま残していくこと。その一点に向かい、静かに歩みを重ねている。

ズュートシュタイヤーマルクについて

スロヴェニアと国境を接した生産地域で、オーストリア最南部にある。地中海からの湿って暖かな空気の影響で、年間降水量は1000mm前後と非常に多い。しかしブドウ畑は極めて起伏に富んだ地形の急斜面にあり、余計な水分は下方へと流れ去り、また標高が500~600mで冷涼なことが黴の繁殖を抑制しアロマの蓄積を助けている。粘板岩、貝殻石灰岩、泥灰土、砂と様々な土壌があるが、フリウリのポンカ、スロヴェニアのオポカと同様の「オーポク Opok」と呼ばれる石灰質を含む泥灰土、粘土、シルトとの混じった土壌が多い。かつては多産なヴェルシュリースリングが主要品種だったが、オーストリア大公ヨハン(1782-1859)がこの地に持ち込んだとされるムスカート・ジルヴァーナー、つまりソーヴィニヨン・ブランを、ロワールを模範にバリックで醸造することを試みる生産者が1980年代に現れた。その後モリヨン(シャルドネ)、グラウブルグンダーなども商業的に成功し、2000年代にはビオディナミに取り組む生産者達も現れる。 主な品種の栽培面積の割合はソーヴィニヨン・ブランが21.1%、ヴェルシュリースリングが16.5%、ヴァイスブルグンダーが11.4%、ムスカテラー9.9%、モリヨン(シャルドネ)8.6%、ツヴァイゲルト6.3%(2016年)。

オーストリアについて

オーストリアのワイン生産地域は国土の東側周縁部に分布し、緯度はブルゴーニュのコート・ドールからアルザスのオー・ランに相当する。ワイン生産地域は大きく三つに分けることが出来る。①北部のアルプスの森林に囲まれドナウ川が横断するニーダーエスタライヒ。②パンノニア平原に接して大陸性気候の影響を強く受けるブルゲンラント。③スロヴェニアの山地と同様に起伏に富んだ地形で、地中海からの暖気とアルプスの冷気がぶつかるシュタイヤーマルク。いずれも暖気と寒気がぶつかりやすい立地条件のため、近年は遅霜や雹で深刻な被害を受けることが増えている。この国は歴史的にはハプスブルク家が君臨したオーストリア・ハンガリー帝国の中心地であったことがワインとそれをとりまく文化を育んできた。1985年にノイジードラーゼーの生産者による不凍液混入事件で甘口ワイン市場が壊滅するという逆境が、かえってオーストリアを、伝統に縛られずに高品質を目指す好奇心旺盛で個性的なワイン生産国へと変えた。ビオロジックで栽培されるブドウ畑も約12%とヨーロッパで最も普及し、生産量は世界の1%にも満たないが、ビオディナミや亜硫酸無添加醸造、オレンジワインなどに積極的に取り組む生産者も少なくない。

   
 

取扱いワイン

Coprivus
コプリヴス

Omnia
オムニア

       
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