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Vini Viti Vinci
 ヴィニ・ヴィティ・ヴィンチ 

ワイナリー名 Vini Viti Vinci
ヴィニ・ヴィティ・ヴィンチ
創業年 2008年
         
国・地域 フランス ・ ブルゴーニュ
地区/村 アヴァロン
代表者 Nicolas Vauthier
ニコラ・ヴォーティエ
畑面積  ha
主要品種 アリゴテ(Aligoté)
シャルドネ (Chardonnay)
ピノ・ノワール (Pinot Noir)
平均生産量 20,000~40,000本/年
生産者プロファイル

【ドメーヌについて】
 1970年トロワ生まれのニコラ・ヴォーティエは、ボジョレにあるベルヴィルの醸造学校を卒業後、ワシントン州とシアトル近郊のワイナリーで働き、その後トロワにあるヴァン・ナチュールの聖地といわれる、“Aux Crieurs de Vin”という専門店・兼ワインバーで15年にわたりカヴィストとして働いてきた。その間、各地の自然派の造り手たちと親密なネットワークを作ってきたニコラは、長年の夢を実現すべく、ドメーヌ・サーブルとパカレで研修した後、2009年より買いブドウでワイン造りを始めた。
 ブドウは、シャブリ、アヴァロン、ヴェズレの有機栽培の造り手や、長年誠実な栽培をしてきた老人の栽培家などから購入している。除草剤を使わず、小さな機械による深耕で栽培されたブドウを購入する一方で、モンタネなど、ヨンヌ県の複数のビオロジックワインの造り手から、ブドウを分けてもらっている。もちろんのこと野生酵母だけで醗酵させ、補糖なしで酸化防止剤は使用せず、醸造している。

 出会い:
北部ブルゴーニュに、新しい造り手の登場です。そのニコラ・ヴォーティエは、誠実で才能のある造り手ですが、とびきりの冗談精神にもあふれていることは、ちょっと「エロっぽい」エチケットの絵からも、察せられます。2009年のファーストヴィンテッジは、よい作柄に恵まれ、ユーモアたっぷりのラベルとともに、楽しくて素敵なワインが入荷します。名前の由来は、有名なシーザーの言葉「Veni vidi vici 来た、見た、勝った」(スエトニオスが引用)をもじったものです。
 昨年(2010年)12月、アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールを訪問した際、新しい造り手の誕生の話を聞きました。オリヴィエから聞いた話は、とても興味深かったので、フランスからミラノに移る夜行列車に乗る前に、急遽訪れました。パリの主なビストロやワイン専門店には早くも、おすすめで並んでいます。Chitry Rouge を買い求め、早速ホテルでテイスティングしたところ、自然派の特徴がくっきりとうかがえ、ヴォーヌ・ロマネのニュアンスを帯びた柔らかな香りとエキスがこもっていて、ピュアでとても素敵でした。期待で、胸が弾みます。
 ドメーヌ・デ・クロワでの充実した2009年のテイスティングを終えて、夜もふけたころ、カーヴのあるアヴァロンにやっとのこと到着。この日は凍るように冷たく、陽がくれたアヴァロンの町には、雪が降り始めていました。セラーは廃業したネゴシアンの建物を部分的に譲り受けたもの。小さくて簡素なセラーながら、ピノ・ノワールには木樽のオープンの発酵槽を用い、白ワインは小樽での発酵・醸造というぐあいに、上質なワイン造りの条件が整っています。(合田泰子)

 【畑について】
栽培:ビオロジック(買いブドウ)
土壌: 粘土石灰質

【醸造について】
圧搾:空気圧式プレス
醗酵:密閉タンク、樽(228L、500L、600L、800L、1100L)
熟成:密閉タンク、樽(228L、500L、600L、800L、1100L)

   
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