*

Thierry Allemand
ティエリー・アルマン

造り手: Thierry Allemand
ティエリー・アルマン
国・地域: Cornas
フランス / ローヌ / ローヌ北部 / コルナス
主要な使用品種: シラー(Syrah)
ホームページ: なし
ワイナリー詳細: ダウンロード(PDF)
取扱いワイン詳細: ダウンロード(PDF)
1_Thierry_Allemand
2_Thierry_Allemand
3_Thierry_Allemand
4_Thierry_Allemand
5_Thierry_Allemand
previous arrow
next arrow
1_Thierry_Allemand
2_Thierry_Allemand
3_Thierry_Allemand
4_Thierry_Allemand
5_Thierry_Allemand
previous arrow
next arrow

ティエリー・アルマンについて

ローヌだけでなくフランス全土で、年ごとにその存在と手腕が神格化されつつある特筆すべきナチュラルワイン生産者。コルナスを拠点に1982年、わずか300本ほどの初ヴィンテージからスタート。当主ティエリー・アルマンはコルナス生まれだが、生家は農業とは無縁。地元の蔵元で経験を積んだ後、ゼロからドメーヌを興した。往時から、畑では農薬や除草剤を排したビオロジック栽培。醸造は自然酵母のみで、アルコール発酵時にはオークの古樽を多用。昔ながらの木製垂直式プレス機を使い、原則として醸造時には亜硫酸無添加。全3種のコルナスは、いずれも濃厚なばかりの北ローヌ産のシラーのイメージを覆すもの。豊かな果実味の中に堂々とした骨格があり、貴族的ですらある洗練された味わい。タンニンも柔らかく、口当たりも驚くほど滑らかかつフレッシュ。孤高の輝きを放つワインは偉大さのみならず、造り手の誠実さと“魂の深さ”を感じさせる。現在、自社畑は3.4ha,平均年産12,000本前後。

ローヌ北部について

時に斜度60度にも達する、ローヌ河の狭い谷沿いに南北に広がる産地。主要品種はシラーとヴィオニエ。「熟成するとボルドーの卓越したワインに匹敵する、きわめて威厳あるワイン」とされ、高く評価されるコート・ロティ、エルミタージュ、コンドリュウなどを擁する。しかしその3つのAOCの栽培面積はいずれも非常に小さく、濃密・強壮さで知られるエルミタージュは約130ha(シャトー・ラフィットより少しだけ広い)ほど。コンドリュウは赤も生産するが、より高名なのはヴィオニエの白。域内に、わずか3.8haの極小AOCシャトー・グリエを内包する。近年は「高貴なエルミタージュの野性的な従兄弟」とも言われるコルナスにも注目が集まる。この地ではシラーの生産者はブルゴーニュほど石灰岩を追求せず、かわりに花崗岩を重視する。ヴァランスのすぐ南西に広がる丘陵地帯アルデッシュも、ブルゴーニュのルイ・ラトゥールなどのネゴシアンが大規模開発を行い、脚光を浴びている。

ローヌについて

リヨンのわずか35km南の街ヴィエンヌからアヴィニョンまで、南北約200kmにわたるローヌ河両岸に開く南仏の産地。エルミタージュ、コルナスなどを生む北部と、シャトーヌフ・デュ・パプ、ジゴンダスなどを生む南部に分かれる。生産量の面では、ローヌ河沿いの狭い谷の急斜面に畑が続く北部は、比較的なだらかな丘陵が続く南部に対し、わずか1/10ほどである。最もベーシックなAOCであるコート・デュ・ローヌは、北部では50村、南部では113村がその名を許される。のべ4万haの畑から生まれるそのワインの生産量はボジョレの約3倍で、ボルドーの全生産量に次ぐ。そのうち白、及びロゼは、わずか4%以下にとどまる。赤ワインの主要品種はグルナッシュで、赤の総栽培の約40%を占める。この地にブドウ栽培をもたらしたのは、紀元前4世紀頃にマルセイユの港を築いた古代ギリシャ人。その後、紀元前125年ごろ入植したローマ人が、ワイン生産を飛躍的に発展させたと言われる。

   
 

取扱いワイン

VdT - "Saint Perlay"
サン・ペルレイ

Saint Joseph
サン・ジョゼフ

Cornas
コルナス

Cornas – Chaillot
コルナス シャイヨ

Cornas – Reynard
コルナス レイナール

Cornas - Reynard sans soufre
コルナス レイナール サン・スーフル

       
PAGE TOP ↑