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Monte dei Ragni
 モンテ・デイ・ラーニ 

ワイナリー名 Monte dei Ragni
モンテ・デイ・ラーニ
創業年 1900年
         
国・地域 ヴェネト ・ イタリア
地区/村 ヴァルポリチェッラ/フマーネ
代表者 Zeno Zignoli
ゼノ・ズィニョーリ
畑面積 2 ha
主要品種 コルヴィーナ(Corvina)
ロンディネッラ(Rondinella)
平均生産量 5,000本/年
生産者プロファイル

【ドメーヌについて】
 フマーネ・コミューンのブーレ(標高220m)からマッズレーガの集落(標高430m)にむかう尾根に、ラーニョ家が5代にわたって運営し、自分たちの土地で、自らが栽培したブドウを使ってワインをつくっている。ブドウ以外に栽培している植物は、サクランボやオリーヴ、洋ナシなど多岐にわたり、オリーヴからは高貴なオイルが得られる。20世紀はじめの数十年間は、自分たちのワインをヴェローナの名高いオステリアに直接販売していた。ブドウ畑の面積は6~7ヘクタールで、太陽の光をよく浴びられる位置にある。土は痩せているため、ブドウの栽培には理想的である。『マローニェ』と呼ばれるモルタルを用いない壁をつくり、畑をテラス状に形成している。ブドウの栽培はペルゴラ仕立てで、受光と耕作の点で優れている。ブドウの樹々の間にはオリーヴやサクランボが植えられ、3月にはこれらの開花時期にあたり、息を呑むような絶景が広がる。

 モンテ・デイ・ラーニ ワイナリーは、ラーニョ家の所有する土地で生まれた。オーストリアの支配下にあった時代に編集された歴史的な土地台帳にその名前があったため、モンテ・デイ・ラーニという名前がつけられた。農業会社の創設者のうちの一人がラーニョ・サントである。彼は、1900年代のはじめころにはすでに、この土地から収穫されるブドウの重要性を見抜いていたため、ブドウの栽培により力をいれるようになる。会社は発展し続け、19世紀前半にはやや北にあるマッズレーガ地区まで所有地を広げた。その土地にもすぐにブドウやサクランボ、オリーヴの樹を植えた。今日でも、これらの土地の改修は行なわれている。

 石壁の間を通る古い小道をむかうと、マレーガ地区にあるワイナリーに到着する。マレーガは、1450年にもさかのぼる歴史的な地区だ。ヴィッラ・デッラ・トッレ近くの駐留地として誕生したが、その後農業会社になり、今日まで残っている。ブドウの栽培とワインへの醸造は、はるか昔から行われていたが、この土地のような丘陵地帯で行うと、よりよりものができるのでだ。現在は、畑では改革的な手法を採っていて、品質の高い土着品種を、1haあたり5,000本を超える植樹密度で植えている。芽が集中を避ける剪定や、土壌の耕作や間引き、ブドウ果の周りの空間の確保などの作業は細心の注意をはらいながら行われる。ブドウ畑で行なっている細かい気配りは、カンティーナで行なわれる作業、例えばしなやかなピジャージュや丁寧な圧搾、有益な樽の使用などにも共通する。機械式のポンプはつかわない。ファビオ・ビゴリンとウンベルト・メニーニの2エノロゴの協力があるが、2人の経験と情熱は、ワイナリーと共有されている。

【畑について】
土壌:石灰質を多く含む

【醸造について】
醗酵:トノー樽
熟成:トノー樽

   
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