Marco Petterino
マルコ・ペッテリーノ
造り手: |
Marco Petterino マルコ・ペッテリーノ |
国・地域: |
Alto Piemonte / Gattinara イタリア / ピエモンテ / アルト・ピエモンテ / ガッティナーラ |
主要な使用品種: |
ネッビオーロ(Nebbiolo) |
ホームページ: | なし |
ワイナリー詳細: | ダウンロード(PDF) |
取扱いワイン詳細: | ダウンロード(PDF) |
マルコ・ペッテリーノについて
2023年で80歳を迎えたマルコ・ペッテリーノ。弟のジャンカルロとともに、2.5haの畑から至上のネッビオーロ酒を造り出す。ある若手の生産者に感動したワインとしてソルデラ、リナルディと並び、マルコ・ペッテリーノの名前を教えてもらえたことから知り合うことが出来た。
香り高くエレガントで単純においしいこと以上に、現代のワインにはない、これからの時代にはこういうワインが造られることはもうないのだろうと、少し寂しく思わせるような古き良きネッビオーロ酒の美しさを備えたワイン。樽熟成後もステンレスタンクに移し更に数年熟成させてから瓶詰をする、時間をかけることのみが出せる味わいだった。大樽熟成の間、定期的に樽の移し替えを行い、味わいを洗練させていくことが大事だと考え、通常リゼルヴァを名乗るには47ヶ月の瓶詰前の熟成が要求されるが、マルコ・ペッテリーノでは熟成期間が60ヶ月、72ヶ月以上になることもある。
ピエモンテについて
イタリア北西部、アルプス山脈の南麓で、フランスと国境を接する州。面積はシチリアに続いてイタリア第2位。ワイン生産量は7位だが、その品質、多様性、独創性についてイタリアの首座にあると自負する州。DOCGは16、DOCは42にも達する。その心臓部は、州南部のバローロとバルバレスコ以外にも多くの地域で多彩なワインを生む。その筆頭は北部で繊細なネッビオーロを生むガッティナーラとゲンメの両DOCG。南東部アスティ地方では広く知られるバルベーラ、モスカート・ビアンコのスパークリング以外にも、ドルチェットやグリニョリーノも重要品種。南部のガーヴィ/コルテーゼ・ディ・ガーヴィDOCGの優美な白も、近年は本来の輝きを取り戻している。白では、バローロの北隣、ロエーロ地区のロエーロ・アルネイスも安定した人気を確立した。さらに近年では、アスティ県周辺の高標高地区、アルタ・ランガDOCGでの瓶内二次発酵ワインの生産も活況を呈し始めている。