La Petite Empreinte
ラ・プティト・アンプラント
造り手: |
Mélissa Bazin et Romain De Moor メリッサ・バザン & ロマン・ド・ムール |
国・地域: |
Saint Bris フランス / ブルゴーニュ / サン・ブリ |
主要な使用品種: |
ソーヴィニョン・ブラン(Sauvignon Blanc) ピノ・ノワール (Pinot Noir) |
ホームページ: | https://www.facebook.com/profile.php?id=100063566409663 |
ワイナリー詳細: | ダウンロード(PDF) |
取扱いワイン詳細: | ダウンロード(PDF) |
ラ・プティト・アンプラントについて
ラ・プティト・アンプラント=小さな一歩といった意味でしょうか。ローヌ=アルプ地域圏、ドローム県出身のメリッサと、90年代から独創的なシャブリを造るアリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール夫妻の一人息子、ロマンのカップルのワイナリーです。二人が知り合ったのはジュラのとあるワイナリーでお互いに働いていた時のこと。それまでは各々自分の興味のあるスタイルのワイナリーで経験を積んでいました。メリッサは、地元からも近いアルデッシュの造り手たち、ロマンはボジョレーのラピエール、そしてジュラのラベやガヌヴァのもとで経験を積んできました。
2020年に、ブルゴーニュ北部のサン・ブリのエリアに1haに満たない畑を購入し、メリッサとロマンの二人は自身のワイン造りを始めます。購入した畑は、ビオロジック栽培に転換したばかり、セラーもアリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールのセラーを一部間借りして醸造していますが、もちろん彼らのワイン造りにド・ムール夫妻が口を挟むことはありません。
ブルゴーニュについて
北端のシャブリとその周縁、偉大なグランクリュの数々を含むコート・ドール、その南に続くコート・シャロネーズ、マコネ、ボジョレまでを含む地域の総称。大規模農園が多いボルドーと異なり、ここでは農園は相続を繰り返すごとに細分化され、農家の畑の平均は約6ha。通常一つのアペラシオン名を有する区画が多くの生産者に分割所有され、その最たる例のクロ・ヴージョは約50haが90の農家に分割所有される。ラ・ターシュなどのように一つのクリュの一生産者単独所有(モノポール)は稀有な例外である。それゆえ同じアペラシオンのワインでさえ、生産者によって「悲惨な代物から、素晴らしい逸品まで」と言われるほど品質のバラツキ、不確実性が顕著。ワインの生産形態も三つに大分され、1.ネゴシアン(買いブドウ/ワイン)を集めてブレンド。2.ネゴシアン自社畑栽培・自社醸造。3.ドメーヌ(農家の自社栽培・醸造がある)。なかには、まさに魂をゆさぶる、人知を越えた名品があるとさえ思わされるが、それにたどり着くのは至難である。