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Gogita Makaridze
ゴギタ・マカリゼ

造り手: Gogita Makaridze
ゴギタ・マカリゼ
国・地域: Terjola
ジョージア / イメレティ / テルジョラ
主要な使用品種: アラダストゥリ(Aladasturi)
オツハヌリ・サペレ(Otshanuri Sapere)
ツィツカ(Tsitska)
ホームページ: なし
ワイナリー詳細: ダウンロード(PDF)
取扱いワイン詳細: ダウンロード(PDF)
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ゴギタ・マカリゼについて

マカリゼ家はジョージアのイメレティ地方、テルジョラ村で長い間ブドウ栽培がおこなってきた。村の90%の家庭で庭でのブドウ栽培がおこなわれており、ジョージアの他の地域でもそうであるように、兼業農家の傍ら、ワインが自家消費用に造られてきた。ゴギタ・マカリゼは2010年にブドウ栽培、そしてワイン造りをすることが自分の夢だと確信し、以前の職を辞め1haの畑を購入し、ワイナリーを興す。同年にはクヴェヴリ・ワイン協会が設立され、ジョージア・ワインへの機運も益々高まっていたころだった。2020年からは首都トビリシから移住してきた妻ケト・プトゥリゼが、ワイン造りに参画。前職の経験から、英語もよく話せる快活なケトのワイン造りに加わったことで、ワイナリーの雰囲気全体が明るくなったように感じられる。ツィツィカ、ツォリコウリの白ブドウ、アラダストゥリから造られる軽やかなロゼなど、彼らのワインはジョージア・ワイン全体像にまた1つ表情を加えることになった。

イメレティについて

ジョージア西部の亜熱帯性気候に属する産地。西側は黒海まで約100kmに迫り、年間降水量は約1300mmに達する上に重い粘土質土壌なので、ブドウ畑はゆるやかな斜面にあることが多い。自家用にワインを醸造する家庭が今も多く、ブドウ樹を一本づつ支柱に沿わせたり、ブドウ棚に仕立てたりしている小さなブドウ畑が点在する。主要都市クタイシは古代ギリシアの叙事詩『アルゴナウタイ』の中で、主人公イアーソーン達が黄金の羊皮を求めて訪れたコルキス王国の首都として登場し、王宮にはワインの噴出する泉があったという。クヴェヴリはジョージア西部では「チュリ」と呼ばれ、ブナなどの木材の板で蓋をして、発酵後は特殊な粘土を盛って密封する。醸造も白ワインは果汁のみか、果皮を一部加えて発酵するので軽くしなやかで口当たりの良いワインが多い。主要な地場品種は白はツィツカ、ツォリコウリ。赤はオツハヌリ・サペレ。

ジョージアについて

ジョージアは黒海とコーカサス山脈に囲まれた世界最古の伝統的ワイン生産国である。面積は北海道の約83%にすぎないが、400種類以上におよぶ地場品種の宝庫であり、約8000年前からワイン造りが行われて来た。ヨーロッパとアジアの接点に位置し、幾たびも異民族の侵略にさらされてきたが、4世紀にキリスト教国となって以来、ワインは信仰とともに人々の生活に根付き、途切れることなく醸造されている。ソヴィエト連邦の支配下でも、人々は太古と同じやり方で庭の一角に埋めた甕(クヴェヴリ)で自家消費用のワインを作り続けた。1991年の独立後、最大の輸出先であったロシアが2006年にジョージア産ワインの輸入を禁止したことがきっかけとなって、伝統的醸造手法の持つ意味と価値が見直され、2013年にクヴェヴリによるワイン醸造がユネスコ世界無形文化遺産に登録された。クヴェヴリで醸造されたワインは大半が自家消費用のため市場に出回る量は少ないが、工業的な醸造の対極にある自然な手法として世界的に注目を集めている。

   
 

取扱いワイン

Aladasturi
アラダストゥリ

Otshanuri Sapere
オツハヌリ・サペレ

Tsitska
ツィツカ

Tsitska - Otskhanuri Sapere
ツィツカ オツハヌリ・サペレ

       
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