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Domaine Laroque d‘Antan
ドメーヌ・ラロク・ダンタン

造り手: Lydia, Claude & Emmanuel Bourguignon
リディア、クロード&エマニュエル・ブルギニョン
国・地域: Laroque des Arc
フランス / シュッド・ウエスト / カオール / ラロク・デ・ザルク
主要な使用品種: ソーヴィニョン・ブラン(Sauvignon Blanc)
ソーヴィニョン・グリ(Sauvignon Gris)
カベルネ・フラン(Cabernet Franc)
マルベック(Malbec)
ホームページ: https://www.laroquedantan.com/
ワイナリー詳細: ダウンロード(PDF)
取扱いワイン詳細: ダウンロード(PDF)
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ドメーヌ・ラロク・ダンタンについて

土壌微生物学の世界的権威であるブルギニョン夫妻が息子エマニュエルとともにワイン造りを始めた。2017年がファースト・ヴィンテッジだが、2000年代前半からワインを造るべくワイナリーと畑を探していた。シャンパーニュやブルゴーニュの多くの偉大な造り手たちと仕事を通して知り合ううちに、 “恐れ多くも” と謙遜して彼らは言うが、次第に自分たちの手で畑を耕し、ワインを造りたいという欲求が生じたそうだ。畑はカオールのコート・デュ・ロットの地域で、ワイン造りの長い歴史がありながらも忘れ去られていた土地。5年以上かけて雑木林となってしまっていた古い畑を整備し、また5年以上の歳月をかけ、少しずつ、地域の地場品種の植え付けをした。苗木は全てロワールからボルドーまでのフランス西部の銘醸ワイナリーからのセレクション・マサルで行い、土壌分析も彼らの長年の経験から最上の場所を選びんだが、「ワイン造りは何しろ感覚的なものだから」とあくまでも出来上がるワインのサポートに徹している。

カオールについて

古くから通称「黒ワイン」と呼ばれる、濃厚なワインの産地として知られるエリア。ボルドーからほぼ真東に150kmほど離れた内陸部にあり、夏はより乾燥し暖かい。それゆえ産するワインは、ボルドーの典型的な赤よりはテクスチュアが幾らか粗いが、豊かで活気がある。カオールの名声は12世紀には既に高く、当時からイギリスに大量に輸出され、ボルドーと競合するほどの人気を博していた。また、歴代フランス国王にも愛され、ルネサンス文化を推奨したフランソワⅠ世は、パリ近郊のフォンテーヌブロー宮殿でカオールのブドウ品種を栽培させた。AOCカオールはマルベック70%以上。補助品種はメルロとタナのみ。ジュランソン・ノワールは1996年以降、AOCワインには使用不可となる。マルベックはこの地方名で、コットと呼ばれることが多い。

シュッド・ウエストについて

フランス南西部。ボルドーのジロンド河の上流となるガロンヌ河沿岸から、大西洋岸のフレンチ・バスク地方、ピレネー山脈、ガスコーニュ地方、トゥールーズ近辺まで。広大な範囲にブドウ畑が点在する地域。温暖多雨なバスク地方から、少雨で乾燥した内陸部まで、テロワールは多岐に渡る。主なAOCは、ボルドーのすぐ東のベルジュラック、ガロンヌ河の支流となるロット河支流に広がるカオール。ユニークな固有品種モーザックやデュラスなどが活躍する、AOCガイヤック。固有品種フェール・セルヴァドゥーで注目される、AOCマルシヤック。強壮さで知られる、AOCマディラン。クリスピーなクールビュ品種が活躍するAOCイルレギーなど。ジャンシス・ロビンソンは、ピレネー山脈の急斜面で生まれる風味の強い白、ジュランソンを「フランスで最も際立った白のひとつ」とし、マルシヤックのフェール・セルヴァドゥーを、「胡椒のような風味を持ち、背筋がゾクゾクするほどこたえられない品種」と高く評価している。

   
 

取扱いワイン

       
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