*

La Vignne du Perron
 ラ・ヴィーニュ・デュ・ペロン 

ワイナリー名 La Vignne du Perron
ラ・ヴィーニュ・デュ・ペロン
創業年 1993年
         
国・地域 サヴォワ ・ フランス
地区/村 ヴィルボワ
代表者 François Grinand
フランソワ・グリナン
畑面積 2.5 ha
主要品種 ジャケール(Jacquere)
モンドゥーズ(Mondeuse)
平均生産量 8,000本/年
生産者プロファイル

【ドメーヌについて】
 ドメーヌ・デュ・ペロンはフランスビュジェ地方にある、’ナチュラル’ワインを生み出す小さなドメーヌ。農薬、除草剤、肥料やその他いかなる化学製品も畑で使用しておらず、収穫量は極僅か。醸造は天然酵母で行ない、糖分や酵素は添加せず、清澄・濾過作業も行いません(その他化学的な方法や醸造学の’テクノロジー’も用いない)。ドメーヌは創設者である、フランソワ・グリニャンと、ヴァン・ナチュールワイン通であるベルギー人達とが共同で経営している。

出会い:
 ピノ・ノワール、ガメの混醸で作るワインは数ありますが、ピノ・ノワールの気品とガメのチャーミングさが同時に備わり、また奥行きがしっかりと感じられるワインは多くありません。最近、日本に素晴らしいヴァン・ナチュールのガメが次々と紹介されてきていますが、一つまちがえば、どれも同じ味になりがちです。差が現れるのは、造り手の個性がどのようにワインに現れているかがポイントだと思います。
 リヨンから東へ約一時間山間に入っていくと、ビュジェの生産地が始まります。アルプスを東に控え、このあたりにくると空気が澄んでくるのが感じられます。ヴィルボワ村は渓谷の入り口にある静かな村で、村の広場にも美しい泉がわいています。 
 数年前の1月、クロード・クルトワの家で開かれたヴァン・ナチュールの集まりのなかで、ひときわ印象に残ったのが、フランソワのビュジェ・ルージュでした。
 ピアニストのグリナンは、パリに住んでいる時にヴァン・ナチュールに出会い、すっかりとりつかれてしまいました。実家で父が庭のような畑でガメとピノ・ノワールを栽培していたので、1998年村に帰ってワイン作りを始めることにしました。急峻な畑は、大変な手間がかかりますが、グリナンは時たま訪れる友人の手をかりる以外はほとんど一人で働いています。
 家の一階にある数坪のセラーに、ホーロータンクが2つと、フードルが1つ、樽が2つ。フランソワの人柄に惹かれて訪ねてくる友人たちの間で売り切れてしまうような量。最近は、ビュジェのワインというより、フランソワ・グリナンのワインとしてパリで人気が高くなり、ビストロでも見かけるようになりました。日本の割り当てが少なくならないことを祈っています。また、少量作られるルセット・デ・サヴォワは、最上のルセットであることは間違いありません。 (合田泰子)

 

【畑について】
栽培:
認証機関:なし
土壌:石灰質
防腐剤は使用していない。ボルドー液のみ使用。

【醸造について】
熟成:バリックで12ヶ月
マセラシオン: 白:なし 赤:14~15日間
ビオ農法で推奨されているSO2のみ使用。

   
前の記事:
Clemens Busch
次の記事:
Raphaël Bartucci

PAGE TOP ↑