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Il Vignaiolo di Toru Oikawa
イル・ヴィニャイオーロ・ディ・ トオル・オイカワ

造り手: Toru Oikawa
及川徹
国・地域: Siena / Monteaperti
イタリア / トスカーナ / シエナ県、モンテアペルティ
主要な使用品種: サンジョヴェーゼ (Sangiovese)
ホームページ: https://www.instagram.com/ilvignaiolo_luna/
ワイナリー詳細: ダウンロード(PDF)
取扱いワイン詳細: ダウンロード(PDF)
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イル・ヴィニャイオーロ・ディ・ トオル・オイカワについて

 2014年に渡伊。ミラノでソムリエとして働きながら夢であったワイン造りを目指して、ワイン生産者達を訪問。翌2015年にリストランテを退職し、カーゼ・バッセの門をたたく。日本でソムリエとして働いていた時からカーゼ・バッセのワインには格別の敬意を払ってきた。当主ジャンフランコ・ソルデラの厳しい性格は以前から聞き及ぶところではあったが、働きたい旨の手紙を出したところ、面接を許され、その日のうちに働くことが決まった。その1年間は畑やセラーでの作業に加え、訪問顧客対応、レストランでのサービスまで、多岐にわたる仕事を与えられた。が、その分ジャンフランコと過ごす時間は多く、その背中を追いながら、往年のヴィンテッジを飲む機会にも恵まれ、自身のワイン造りの信念が確立されていったと及川氏は語る。
 その後もサンジョヴェーゼの造り手を選び、カステッロ・ディ・アマとパーチナで正規職員として栽培・醸造を学んだのち、キアンティDOCGのエリアにあるモンテアペルティに1.1ヘクタールの畑を借り、2020年に独立開業した。

トスカーナについて

サンジョヴェーゼ品種の最重要生産地であり、その王国。20世紀末の短期間、主に伝統産地外の沿岸部などで、ボルドー品種とバリック新樽を用いた濃厚なワインが“スーパー・タスカン”と称され、世界を席巻したが、近年はよりピュアにサンジョヴェーゼの美点を追求する生産者に再び注目が集まっている。ただし区分したいのは“スーパー・タスカン”の中でもかつては主にキアンティ・クラッシコDOCG法外だった100%サンジョヴェーゼを敢行したゆえのワインたち。それらの生産者の中には、サンジョヴェーゼ100%がDOCG法認可された後も、IGTにとどまり偉大な深みを持つワインを生み続ける生産者が少なくなく、同じ“スーパー・タスカン”の中でもボルドー品種主体のものとは区別して把握・評価するべきだろう。また、この州の人々は歴史的に進取の気性に富み、常に探求と挑戦と共にワイン造りも変化する。その様子を、ヒュー・ジョンソンは「旧世界の中の新世界」とさえ評している。

   
 

取扱いワイン

Luna Sangiovese
ルーナ・サンジョヴェーゼ

       
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