ラシーヌ・オフィス便り vol.26

2011.8   担当:西


普段なかなか垣間見ることが出来ないラシーヌの活動ぶりをご紹介!

7月6日: 新着試飲会 at ラシーヌ・1階試飲ルーム (四谷)
6月に到着したフランス&イタリアの新着ワインや、到着してしばらく経ったワインも含め、計25アイテムを試飲。
◆アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール/ シャブリ(ル・ヴァンダンジャー・マスケ)
注目の2009年ヴィンテッジが到着。さらに、新設したネゴシアン・ブランドのワインも同時入荷!“シャブリ (ル・ヴァンダンジャー・マスケ)”というキュヴェは、匿名収穫者という意。8ヶ月間の 樽熟成で、芯のあるミネラルと、すんだエキスが、ふくよかながら重すぎない味わいのバランスを保っているキュヴェ。心地よくのびゆく味わいで、余韻がゆったりと深く広がります。


7月1、6、26、27日:デバン立会い
ラシーヌでは、新着ワインの管理/到着/納品状況を確認するため、倉庫でのデバンに、仕入れ担当者が毎回立ち会っています。

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■イヴェント・レポート■
7月10日:
WINE for CHARITY
―自然派ワインは日本を支援します―

http://www.vinnaturedumonde.com/info.html
日時:2011.07.10(Sun) 11:00~17:00
場所:工学院大学(新宿区西新宿1-24-2)
入場料:¥3500(グラス1脚つき)
※光熱費、雑費など必要経費を除き全額寄付
(寄付内容は8月前半に、HPにて発表)
※会場内での食事は別料金
※有料ワインコーナーあり(数量限定)



支援出品者:世界各国の自然派ワイン生産者
主催:VIN NATURE DU MONDE 内 WINE for CHARITY 実行委員会
後援:工学院大学 協賛:(株)グローバル、リーファーシステムジャパン(株)、ネスレネスプレッソ(株)、ACQUA PANNA、Barilla
運営:ワイン・インポーター(計22社)、国産ワイン(計8社)、日本テキーラ協会

2011年7月10日(日)。チャリティ・ワイン・イベントが開催され、ラシーヌからも全員参加。
震災を受け、ラシーヌにも、海外のワイン生産者から「ぼくたちにできることは何か。」「日本のために支援がしたい!」という声が多数寄せられています。「こうした生産者たちのまっすぐな気持ちをカタチにしたい。」と、祥瑞のオウナー:勝山晋作 氏とインポーター有志は考えました。そこで第一弾として、日本支援のために生産者から寄せられた自然派ワインを一堂に
集めたチャリティ・パーティを開催することになりました。企画は、愛好家からの入場料を全額、義援金としてしかるべき団体に寄付するというものです。会場となる工学院大学(新宿)は、 大学側の好意で無料提供していただきました。料理は、レストランのシェフ有志がヴォランタリーで参加し、実費で参加者に味わってもらいました。

今回は、そのチャリティ・ワイン・イベントの様子をレポートします。



<1階> ◆数々のワイン! 各国の生産者から送られたワインを元に、約1250本ものワインが集結!ブースは国/地域/種別に分かれ、巧みに配置されたブースにそってワインを飲んでいくと、その国の地域を北から南へ下るように、ワインの旅を楽しむことが出来る仕組みです。サーヴィスは各インポーター有志。この日は、インポーターの垣根を越えて、ワイン好きな者同士が肩を並べて、ワインを楽しんでいました。

◆有料ワインブース
1階と7階に設けられた有料ワインブース。約160本の貴重なワインが、ずらり!1杯・500~1000円でのグラスワイン販売。知る人ぞ知るレアワインも登場しました!



◆食べものブース
仙台から、レストラン有志が駆けつけてくれました!(ブラッセリーノート/アルフィオーレ/アルマ/エノテカ イル チルコロ/シヅクトウヤ/のんびり酒場ニコル)仙台の食材を使ったお料理が大好評!用意していた食べものは完売!売上は、仙台での炊き出し費用として活用していただく予定です。東京からも、東京のレストランとワインバー/11店舗が出店。人気店が勢ぞろいし、どのブースも大賑わいをみせました!





<7階> ◆食べもの&有料ワインブース
工学院大学の7階にある学食を利用した、1日限定のイタリアン・レストランが開店!アモーレ/澤口シェフを中心として、有名シェフの有志が
腕をふるっていました。準備していたメニューが完売するや否や、急遽メニューを変更して食事を提供するなど、様々なシェフたちのアイディアが飛び交い、食材を余すことなく大盛況のうちに完売!






また、7階に併設された有料ワインブースでは、レカン/大越さんを はじめソムリエによるサーヴィス!その傍らでは、ボー・ペーサージュ/ 岡本さんによる自然派ワイン談義が急遽開催されていました。
気合の入ったシェフたちの料理と、生産者による貴重なワインの数々に魅了され、会場内は、終始、熱気と興奮に包まれていました。







(写真左・7階にて/勝山さん秘蔵のジャック・セロスのロゼが空いた瞬間)




◆1日を終えて・・・ 最高気温が30℃を超える暑い日差しの中、約850名近くの人が、今回のイヴェントに参加。大きな事故もなく、開催時間の6時間(11~17時)が、あっという間に過ぎていきました。会場内に設置された募金箱にも、たくさんの募金が集まり、イヴェント参加者のみなさんが、たくさん飲んで、食べて、楽しみながらチャリティに参加していただける機会となりました。イヴェント参加者と、自然派ワイン生産者、協賛してくださった方々、レストラン部隊、インポーターなど、会場に居た全員が「縦」ではなく「横」のつながりで、同じ想いをもちながら時間を共有できた1日でした。今回、こうして1つになった想いを、今回限りではなく、今後の震災支援につなげていきたいと感じています。



イタリアの自然派ワイン生産者からのメッセージ

 

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