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Weiser-Künstler
 ヴァイザー=キュンストラー 

ワイナリー名 Weiser-Künstler
ヴァイザー=キュンストラー
創業年 2005年
         
国・地域 モーゼル ・ ドイツ
地区/村 トラーベン・トラーバッハ
代表者 Konstantin Weiser & Alexandra Künstler
コンスタンティン・ヴァイザー&アレクサンドラ・キュンストラー
畑面積 3 ha
主要品種 リースリング (Riesling)
平均生産量 12,500本/年
生産者プロファイル

【ドメーヌについて】
 銀行員だったコンスタンティン・ヴァイザーが2005年に立ち上げた醸造所。ヴァインスベルクの醸造学校でワイン栽培醸造技術者の資格を取ったあと、モーゼルのエンキルヒにあるイミッヒ・バッテリーベルク醸造所で経営責任者となった当時から、土地のことをよく知っており、エンキルヒャー・エラーグルーブの1.8haの畑に出合う。耕地整理されていない、自根の一部100歳にもなるブドウ樹のみの区画が、この醸造所の土台である。2006年からアレクサンドラ・キュンストラーとともに醸造所を経営しているが、彼女もまた醸造家の訓練を受けてプロフェッショナルとして貢献している。ワインはどれをとっても美味しい。2010年産は生産年を真っ正直に表現している。まさに飾り立てない自然なリースリング。品がよく澄んだ甘口のエラーグルーブは磨かれた酸味があり、モーゼルを代表する資格十分。

 ワイン造りへの大いなる熱意と覚悟をもって2005年に醸造所を設立してから、今日まで彼らのその情熱は衰えることはない。コンスタンティン・ヴァイザーはフランケンにあるバイエルン・シュヴァーベン地方の出身。同じくフラインケン出身でパートナーであるコンスタンティン・ヴァイザーと、モーゼルで出会う。モーゼルリースリングへの情熱と専門知識をお互いに理解し、補完し合っている。コンスタンティン・ヴァイザーは醸造を担当、アレクサンドラ・キュンストラーは運営や実務を担う。二人ともブドウ畑での仕事を愛している。また、『クリッツクライネ・リング』というプロジェクトに参加していて、耕作放棄地となっている急斜面の葡萄畑の救済を通じ、ブドウ畑の広がる美しいモーゼル特有の景観の維持に貢献している。

 彼らの哲学は、 『偉大なワインはブドウ畑で出来る』ということ。樹齢の高い木からブドウを収穫し、収穫量を低く抑えることがワイン造りの基本であると考える。そうして育てたブドウは愛情をこめて丁寧に醸造することで、モーゼルリースリングの偉大さを表し、伝えることができる。ワインを『造る』のではなく、ブドウがワインに変化することを畏敬の念を持って導いていくことが私たちの使命である。耕地整理されていない古い畑に育つ、接ぎ木をしていない自根のブドウ樹の個性とポテンシャルは素晴らしい。この資質を生かすために、手作業だけで手間暇を惜しまず畑の世話をする。私達のワインは私達の生き方でもあり、生きることの素晴らしさ、味わう愉しみ、喜びが詰まっている。そのようなワインはモーゼル独自の、他に真似することのできないリースリングであると考える。

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Weiser-Kunstler ヴィノテーク記事2Weiser-Kunstler ヴィノテーク記事
ヴィノテーク2007・7月号より (筆・北嶋裕氏)

   
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