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Saracco
 サラッコ 

ワイナリー名 Saracco
サラッコ
創業年 1986年
         
国・地域 ピエモンテ ・ イタリア
地区/村 カスティリオーネ・ティネッラ
代表者 Paolo Saracco
パオロ・サラッコ
畑面積 46 ha
主要品種 モスカート(Moscato)
平均生産量 700,000本/年
生産者プロファイル

【ドメーヌについて】
  現当主パオロ・サラッコの曽祖父にあたるルイージ・サラッコは、1900年代の初頭にモスカートの栽培を始めた。サラッコワイナリーは、どの世代においても、その質を維持するために献身してきた。
 パオロは、ブドウ畑の中で育ったが、幼い頃から家族の名前を掲げたワインを造りたいという強い思いを抱いていた。彼は醸造学を修めたが、新しい醸造テクニックだけでなく、より近代的な畑の管理法についての経験も積み始め、その結果、ジャーナリズムからも、顧客からも、以前にもまして一層受け入れられるようになっていった。
 ワイナリーは、まるで絵のように美しいカスティリオーネ・ティネッラ村にある。カスティリオーネ・ティネッラ村周辺での最初のブドウの収穫は、1600年代に行われた。当地では長い年月の中で数多くのブドウ品種が植えられてきたが、現在ではモスカートが最高のブドウであるということが証明されている。 

出会い:
 サラッコの当主パオロ・サラッコは、モスカート・ダスティの名手として熱狂的に愛され、格別な扱いを受けている造り手です。代々モスカート・ダスティを作るサラッコ家の4代目で、1984年にアルバの醸造学校を卒業しました。父の代までは、そのモスカート・ダスティをタンクごとネゴシアンに売っていましたが、パオロの代になって元詰めを始めました。欧米での人気が高いため、ことさら新たなマーケットを必要としていなかったとのことでしたが、今回ようやく日本市場初入荷が決まりました。 
 「軽やかで、酸と果実味のバランスが良く、爽やかな甘さ」というと、表面的にしかその味わいが伝わらないのが残念ですが、一言でいえば、「センスが良い」ということでしょうか。「ビン詰め後、なるたけ早く飲みきること」というモスカート・ダスティの既成観念を破って、サラッコはビンのなかで熟成を続けるため、あわてずに楽しむこともできます。
 土曜日の昼下がりなどに単独で優雅にグラスを傾けたり、デザートの友またはデザート代わりに味わうというやり方が、私のお勧めです。ティータイムのしゃれた飲み物や、アペリティフとしても、おおいに楽しめますし、桃やイチゴなどのフルーツとの相性も抜群です。
 マット・クレイマーは、『イタリアワインがわかる』(未訳)の中で、次のように述べています「私にとって、モスカート・ダスティ最上の生産者は、パオロ・サラッコである。私の知るかぎりでは、サラッコのモスカートは、テクスチュアの濃密度と空中に張り渡されたロープのような優雅さを漂わせるという点にかけては、誰よりもキオネッティ夫人の作にちかい。味わいはすなわち、濃醇で密度が高く、フレッシュで純粋。サラッコは、モスカート・ダスティのベンチマークとなる生産者である」。(合田泰子)

【畑について】
土壌:砂の筋が入った石灰岩 

【醸造について】
醗酵:ステンレスタンク

 

 

   
 

取扱いワイン

       
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