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Rita&Rudolf Trossen
 リタ・ウント・ルドルフ・トロッセン 

ワイナリー名 Rita&Rudolf Trossen
リタ・ウント・ルドルフ・トロッセン
創業年 1967年
         
国・地域 モーゼル ・ ドイツ
地区/村 キンハイム-キンデル
代表者 Rita Trossen & Rudolf Trossen
リタ・トロッセン& ルドルフ・トロッセン
畑面積 2 ha
主要品種 リースリング (Riesling)
平均生産量 13,000~18,000本/年
生産者プロファイル

【ドメーヌについて】
 醸造所のあるキンハイム-キンデル村は、モーゼル中流域で古くからワイン造りの文化が根付く場所である。古代からローマ人やケルト人が、この地のブドウ栽培に適した気候を利用し畑を開墾した。かつてキンハイム-キンデルの辺りにはローマ人が5つの都市を築いており、その中の一つの村の遺跡からワイン職人の守り神であるズツェルスの貴重な像が見つかっている。この地に広がる灰色及び青色粘板岩(シーファー)の土壌からつくられるワインは、心地良いミネラルと繊細な酸、また塩味や落ち着いたスパイス感、柔らかく控えめに立ち上る香りなどの特徴を持つのだが、この地がワイン造りに適切であることをローマ人は知っていてワインを造っていたと考えられる。ルドルフ氏の家は代々キンハイム-キンデルの地で農家として、畑を耕し家畜を飼い、ブドウ栽培を行ってきた。リタ ウント ルドルフ・トロッセン醸造所はこの地にて1967年創業、1978年からは古くからの家族経営の醸造所から方向転換をし、ビオディナミを取り入れた高品質なワイン作りを目指し始めた。2010年には初めて酸化防止剤ゼロワインに挑戦している。

 収穫は全て手作業で行われ、フレッシュな状態でプレスされる。総SO2量は30~50mgで、添加する場合でも最小限に抑えている。SO2を低くして問題なければ、これからも低くしていく方向だ。彼らはモーゼルで早くから自然なワイン造りを実践している造り手であり、『自然の力によって良いワインは造られる、その為の努力を惜しまない』、をモットーにしている。ワインの味わいとしては、果実味、ストラクチャー、そしてエレガントさを兼ね備えたワインを目指している為、機械や人工技術、肥料を使わず、生物力学に基づくプレパラートを使っている。それによってワインの味わいには、各畑の個性が表れるのと同時に、その年の気候やブドウ品種、気候の様子までもが表れる。リタ ウント ルドルフ・トロッセン醸造所のワインはデンマークのノーマ(NOMA)のシェフであるルネ・レゼッピが世界の最優秀レストランに選ばれた際の、記念のディナーのワインにも採用されている。

 リタ ウント ルドルフ・トロッセンのワインに共通して言える事は、味に明確な輪郭がありぼやけていないことだ。ドイツのリースリング特有の花のような香り、石のニュアンスなど、キュヴェごとの特徴が表れている。アフターは軽やかで、繊細。ちなみに各ボトルのラベルは、デザインをドゥッセルドルフに住む知人にお願いしており、それぞれのワインを飲んでみて湧いてくるイメージに基づいてデザインされている。

【畑について】
栽培:ビオディナミ
認証機関:エコヴィン(ECOVIN)
土壌:灰色及び青色スレート粘板岩(シーファー)

【醸造について】
圧搾:空気圧式プレス
醗酵:ステンレスタンク、フーダー
熟成:ステンレスタンク、フーダー

   
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