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Ernst Triebaumer
 エルンスト・トリーバウマー 

ワイナリー名 Ernst Triebaumer
エルンスト・トリーバウマー
創業年 1691年
         
国・地域 ブルゲンライト ・ オーストリア
地区/村 ノイジードラーゼー=ヒューゲルラント/ルスト
代表者 Herbert Triebaumer & Gerhard Triebaumer
ヘルベルト・トリーバウマー&ゲーアハルト・トリーバウマー
畑面積 20 ha
主要品種 グリューナー・ヴェルトリーナー(Grüner Veltliner)
ブラウフレンキッシュ(Blaufränkisch)
ゲルバー・ムスカテラー(Gelber Muskateller)
平均生産量 約100,000本/年
生産者プロファイル

【ドメーヌについて】
 トリーバウマー一族はもともとブックリゲン・ヴェルト地方のクルムバッハ周辺の出身で、初代トリーバウマーは1691年に対抗宗教改革の中でルター派の宗教難民として、ノイジードラー湖の西岸の町ルストに移住してきた。ルストはオーストリア連邦州のブルゲンラント州にあるが、ブルゲンラントは1921年以前は千年もの間ドイツ・西ハンガリーを含む神聖ローマ帝国の統治下にあった。ドイツ語を話すルストの住民は努力家で、長い時間をかけて「ルスター・アウスブルッフ」という高品質で特別なワインを作り上げてきた。そのたぐいまれな市場価値は、1681年に純金6万グルデンとともに、最も高貴なルスト産ワイン500アイマー(約3000ℓ)で、国王直轄自由都市の権利をルストが獲得したことに端を発する。今も町の中心に残るバロック時代の家並みには住民達の誇りと自信が伺えるが、それはルストのブドウ畑がもたらしたものと言えるだろう。

 ワイン農民の娘との結婚以来、トリーバウマー一族にとってワインは常に重要なテーマとなった。幾世代にも渡る経験を通して、一族には農作業に関する知識と勘という基礎が出来た。現在はトリーバウマー家の四人兄弟のうち二人の兄弟、ヘルベルト・トリーバウマー、ゲーアハルト・トリーバウマーが跡を継ぎ、家族で経営を行っている。

 ブドウ畑の75%前後が赤ワイン品種を栽培しており、主に土着品種のブラウフレンキッシュに力を入れている。栽培地に適したブドウ品種の選択に際し、幾世代にもわたる経験をから最適な品種を最適な畑に栽培している。そして土壌を健康に保つことは、調和のとれた体によいワインの基本的な前提条件であると彼らは考えている。
 また、自分達の仕事がどうあるべきか考えた時、ゆっくりとしたテンポを大切に仕事することが非常に重要だと言う。以前から植物の成長が全般に早まっていることに彼らは気付いていたが、それはとりわけ人為的なCO2を蓄積し合成しようとする、自然の浄化作用によるものと思われる。その結果として必然的に、生産性と多様性の減退し、寄生虫と病菌類がより繁殖しやすくなった。彼らはブドウ畑でこうした現象に対処する為に、以下のような取組みを行ってきた。太陽光発電により醸造所の全ての電力をまかなうこと、養蜂により自然的に安定した食糧生産を目指すこと、羊などの家畜をブドウ畑で放牧することにより、ブドウ畑での除草と腐葉土の増加を試みること。これらの取り組みは植物の多様性を育み、実を結んでいる。

【畑について】
栽培:リュットレゾネ(羊、ホメオパシーを用いた自然に近い栽培方法)
土壌:白ブドウの畑は、主に結晶質(スレート粘板岩、風化片麻岩、石英)に粘土質が混ざり堆積した土壌で、赤ブドウの畑は主に貝殻及びサンゴ礁石灰質土壌

【醸造について】
圧搾:空気圧式プレス
醗酵:ステンレスタンク(300~500L)
熟成:白:ステンレスタンクと木樽 赤:木樽 

   
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