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Cyprien Lireux
シプリアン・リルー

造り手: Cyprien Lireux
シプリアン・リルー
国・地域: Caen
フランス / ノルマンディー / カーン
主要な使用品種: プティ・ジョーヌ(リンゴ)
ドゥース・モエン(リンゴ)
プラン・ド・ブラン(洋ナシ)
ド・クロシュ(洋ナシ)
ホームページ: https://cyprienlireux.com/
ワイナリー詳細: ダウンロード(PDF)
取扱いワイン詳細: ダウンロード(PDF)
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シプリアン・リルーについて

 シプリアンは、グランゼコール(高等教育機関)で商業を修めたものの「地に根差した仕事」に従事したいと考えるようになり、シードル造りの道を歩むことを決める。ファースト・ヴィンテッジは2020年VTで、もともと家族で所有していたのはとても小さな果樹園だったので、近隣の放置された果樹園からもリンゴを購入している。それらの果樹園はどれも手入れされなくなった果樹園が多くまた、所有者達も高齢であることが多いので、彼らの元を一人一人訪ねては、シプリアンの手で剪定などの管理から収穫までを行わせてもらえるよう交渉して回っているそうだ。
 リンゴの樹の仕立ては植密度が低く仕立ても高い、オート・ティージュと呼ばれる伝統的な仕立て。収量は少なくとも植え付け間隔が広く、農薬の散布回数も少なく済み、リンゴ樹へのストレスも少ないことから、リンゴ樹の寿命も長くなる。醸造添加物の使用はなく、一次醗酵終了後の濾過により一度醗酵を止めて瓶詰。原料となるリンゴ/洋ナシは、複数種類の品種を、酸味、甘み、苦みと言った要素に大別し配合を決めているそうで、初VTから透明感と甘み、適度な雑味、収斂味のバランスの良いシードルが魅力。

ノルマンディーについて

 大西洋に面したノルマンディーは海洋性気候のため比較的温暖とされ、漁業だけでなく果樹や穀物をはじめとする農業、平野の牧草地を生かした畜産/酪農が盛んな地域です。地域のスペシャリテにはリンゴ、乳製品、肉、海産物を使ったものが多く、リンゴの醸造酒であるシードルや蒸留酒のカルヴァドスなどもしばしば料理のレシピに登場します。 フランスのその他の地域同様、ワイン生産の歴史はローマ時代の記録がのこっているものの、14世紀半ば~19世紀半ばの小氷期、より近年にはフィロキセラ禍により、ノルマンディーでのブドウの作付面積は減少の一途をたどります。現在ではブドウの栽培よりもリンゴなどの果物を原料とした蒸留酒の名産地として知られます。シードルの原産地呼称は1996年にペイ・ドージュがシードルとして初めてAOCを名乗ることが許可されました。2000年代以降も制度の整備が進められ、現在も新たなAOCが生まれています。ワインの原産地呼称としてはIGPカルヴァドスが存在します。

   
 

取扱いワイン

Parcimonie
パルシモニー

Prémices
プレミス

       
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