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Carla Simonetti
 カルラ・シモネッティ 

ワイナリー名 Carla Simonetti
カルラ・シモネッティ
創業年 2003年
         
国・地域 イタリア ・ トスカーナ
地区/村 ボルゲリ
代表者 Pasquale Perrone
パスクアーレ・ペッローネ
畑面積 1 ha
主要品種 メルロ(Merlot)
カベルネ・ソーヴィニヨン (Cabernet Sauvignon)
平均生産量 4,000本/年
生産者プロファイル

【ドメーヌについて】
 カルラ・シモネッティ醸造所の所有するブドウ畑は、フォンテ・ディ・フォイアーノのトリンチ農園に属する。1600年からこの地で農園を所有するトリンチ家は、フォイアーノの泉を数百年に渡り維持管理してきたが、この泉というのはボルゲレーゼ街道を行く昔の人々の貴重な道しるべだった。

 現在のオウナーはカルラ・シモネッティとクラーラ・シモネッティ。二人は母方(カミッラ・トリンチ)から農園を継ぐと、その非常に肥沃な土壌を生かしたオリーヴ、桃、ブドウ、小麦の栽培に専念して来た。2003年からサレント出身の農学者兼栽培醸造家で、この地の土壌の特性を理解しその活用を目指すパスクアーレ・ペッローネの強い意思と熱意により、農園のブドウ畑を1ha余り拡張し、「DOCボルゲリ」の規定に従って栽培している。パスクアーレは妻のクラーラ、義姉のカルラ、そして子供達マリアとキアラ(と夫のパオロ)、カミッラそしてロレンツォに支えながら、健康な土、植物の自然な成長、そこから出来る本物のワインとオリーヴオイルを丹念に育むことで、土壌が本来持っている力を取戻そうとしている。

 ブドウ畑はオリーヴの並木で6区画に仕切られていて、それぞれの区画には栗の木の支柱が配置されている。トスカーナの典型的な区画配置に基づき、1.8 mx 0.7mの6分の一が一つの単位として構成されるので、植樹密度は7,936本/haとなるが、現状は6区画を合わせて合計6,184本を栽培している。ブドウ樹の畝は畑の地形を生かして北西から南東に伸びており、仕立て方は生産地域の規定に従ってコルドンか弓型。土壌とブドウ樹の世話には除草剤、合成肥料や農薬は使わず、土を耕し雑草を刈り取り、豆類を植えたり有機ミネラル肥料や銅、亜硫酸を散布している。その他灌漑などブドウ樹に何かを強制するようなことも一切行っていない。生産サイクルを完結するとともに土壌を肥沃にするため、畑には醸造過程で出てくる絞り粕や澱を撒いている。剪定や房の間引きといったブドウ樹の世話は、収穫や選別と同様に手作業で行い、ブドウは収穫したらそのまま農園の敷地内にある施設に持ち込まれ、傷みのない健全な状態で醸造に持ち込まれる。

 家族経営の農園でワインとオリーヴオイルを生産しているが、彼らの赤ワインとエキストラヴァージンオリーヴオイルは、土壌と樹木を慈しみ、自然条件とともに素材や製品の持ち味を生かすために伝統的手法で製造した、本物と言える。

【畑について】
栽培:ビオロジック
土壌:中程度のきめの粗さの土に15%ほどの石灰岩の混じる水はけのよい土壌(PH7.5)

【醸造について】
醗酵:ステンレスタンク
熟成:ステンレスタンク
濾過:無
清澄:無

   
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